日本剃刀との出会い

今から20年ほど前、髭も生えていない高校生だった頃、たまたま見ていたテレビで日本剃刀の職人さんが紹介されていた。日本刀をルーツに持つ日本剃刀の美しさや、日本剃刀を作る職人さんが少なくなっていることが紹介されていた。

そんな曖昧な記憶が2017年初頭、


突如として脳内に舞い込んで来た。特に思い出す出来事があったわけでもなくただ突然に。

「職人さんは今でもいるのか」「売っているのか」「いくらで売っているのか」「売っていても自分には扱えないのではないか」そんな悶々とした日々を過ごしたのち、1本購入することを決意した。

桐箱に入ったそいつのオーラたるや。

扱い方もわからない中試したところ顔中傷だらけになり、その日の夜の飲み会では友人たちに心配されました。

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播州打刃物職人、水池長弥氏作